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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-05-01-Friday 花見会

花見会に行ってきた。

地元の新聞社がゲストハウスの庭に咲く江戸彼岸桜の開花に合わせて、毎年開催している花見会である。

昼から夜中までの長時間開催しているが、妻と一緒に、会社の終業後になってから出掛けたのであった。

今年は、例年の花見会よりも温かい。夜になって風が少し出てきたが、その風が生温かいのだ。

帯広の花見会というと、ジンギスカンにビールというのが定番だが、この花見会の食べ物は、新聞社の系列のホテルから調理人が出張してきて、庭に張ったテントで作りたてを食べさせてくれる。

ちょっと他の花見会とは雰囲気が異なるので、毎年出席するのが楽しみなのである。

例年、趣向を凝らした素晴らしい食べ物が出るので、今年はどんな美味しいものを食べさせてくれるのかいつも楽しみにしているのだ。

花見に来ている客は、ほとんどが顔見知りの方々ばかりである。私達が行った時間帯には、70〜80名ほどの客がいただろうか。

お酒を飲みながら立ち話をするのだが、次から次へと挨拶ばかりしていて、なかなか食べ物を取りに行くことができないでいた。

挨拶を始める前に、ガッチリと食べてからにすれば良かったのだが・・・。

妻は一人で食べ回っていたようだが・・・。

私は、食べ物はおつまみ程度に軽く数種類を食べただけに終わってしまったが、お酒は白ワインばかりを10杯ほども飲んだだろうか。

ほろ酔い気分で会話が弾んだのであった。

今年は、客の引ける時間が例年よりも早かったように感じた。私もワインばかり飲んでいたので、かなり酔ってしまったから、まだケーキ類を食べたそうにしている妻を促して早目に自宅に戻ることにした。

今回は、私は話ばかりをしていて、食事が少量しか食べられなかったのは残念であった。

来年は、まず先に食べることにしよう。


■2015-05-02-Saturday 祥月命日

今日は父が亡くなってから23年目の

祥月命日である。

父がゴールデンウィーク(GW)の真っ最中の5月2日に亡くなったのは「GW中に遊んでないで、毎年キチンと祥月命日にはお墓をお参りしろよ」ということなのかもしれない。

父が亡くなって以来23年間、GW中に遠出をしたことは一度もない。

まぁ、もともと、混んでいて値段も高いGW期間中に遠出するつもりもないけれどね。と言う事にしている。

午前中に仏壇のある母の家にお坊さんに来ていただいて読経してもらった。

今年集まったのは、家族8人、東京に居る姉の家族は一日遅れで明日来ることになっている。

母も、めっきり年を取って、すぐに疲れたと言うから、私と妻と息子の3人だけで墓掃除に行った。明日、姉達が来たら母を連れて一緒に墓参りをすることにした。

墓の周りの土が乾燥していて、細かいパウダーの様になっている。

雪解けで土の中に空気が入って、いわゆる地面が浮いている状態である。靴で踏みつけながら、踏み慣らしたのだが、土がまったく水分を持っていないので、踏んでも踏んでも土がパフパフと舞い上がるだけ。

水を撒いても、水がなかなか馴染まない。小麦粉に水を入れた様な感じだ。土も乾燥し過ぎるとこんな状態になるのだなぁ。

自宅から持って行ったキャンプ用のタンク全部の水を周りに撒いて、ようやく地面が収まったのだった。

靴も土埃りだらけになったが、昔、運動会が終わった後で靴下を脱ぐと、くるぶしの辺りに靴下の繊維の隙間から入った土埃りが、細かい点々になって付いたのと同じ様な状態になっていて、妙に懐かしく感じたのだった。

我が家のお墓を掃除した後で、すぐ側にある妻の実家のお墓も掃除しに行ったのだった。妻の実家の墓のすぐ横に、カラ松の樹が数本立っているが、このカラ松の小さくて細い枯葉が一杯墓の上に落ちている。

ちょうど風の通り道なのだろうか、前の家の墓にはこの枯葉が落ちていない。

墓の中の玉砂利の中にこの枯葉が入ると箒で掃いても取れないのだから困ったものだ。お墓の傍にカラ松は植えてはいけない。

帰りに買い物に19条のスーパーマーケットに行った。

ここの宝くじ売り場は、何度も1等が当たっている売り場である。息子は昔からクジ運が強いから、息子にロト6・7の数字を選ばせて宝くじを買わせてみた。

果たして結果はいかに・・・。


■2015-05-03-Sunday 甥っ子の

東京に暮らす姉の息子(私の甥)が

1月に結婚した嫁さんを、おばあちゃん(私の母)に紹介したいからと連れて来た。

当初は新婚の夫婦二人だけで来る予定であったのだが、急遽、姉も飛行機のチケットが取れたので一緒に来ると云うことになった。

新婚夫婦は十勝川温泉のホテルに宿を取ったのだが、さすがに姉もそこまで一緒では悪いと思ったのか、母の家に泊ったのであった。

甥の嫁さんは九州の久留米出身という。坂本家の嫁さんは九州に縁がある様だ。札幌の坂本家は九州から二人も嫁いでいる。

嫁さんは英国の航空会社のキャビンアテンダントでロンドン在住、銀行マンの甥がロンドンに研修に行っている時に知り合ったというから、二人とも国際派である。

姉も二人の子どもが結婚したので一安心だろう。先に嫁いだ娘(私の姪)は6月に出産の予定だと云うから、我が家の兄弟姉妹の中で最初におばあちゃんになることになる。

私がとかち帯広空港に迎えに行って、そのまま新得のベアマウンテンに連れて行った。弟の車は7人乗りなので、弟の家族、母、私の妻と息子が乗って、直接ベアーマウンテン(BM)に向かい、現地で合流することになっている。

BMの今年の営業は4月29日に始まったばかり、熊も冬眠から覚めたばかりなのだろう。

本州からのお客さんが来た時は、よくこのBMに連れてくる。熊は動作が可愛いいし、これだけ近くで野生の状態に近い熊を見られる場所は他にないから、とても喜んでくれる。

バスに乗って中央にあるガラス張りの施設まで行く間に数頭の熊を見ることが出来る。デッキを歩いて往復するとなかなか熊を見ることができないから、料金は高いがバスで行った方が良いのだ。

映画「ジュラシックパーク」の様な感じで、二重の鉄格子の出入口がものものしくてワクワクさせてくれる。

皆が面白かったと言うので、ここに来て良かった。

連休中は十勝は観光の端境期で、ちょうど旬な場所が少ないのである。

新婚夫婦のリクエストで昼食には「ジンギスカン」が食べたいと云うので帯広市内の「北海道」を予約しておいた。我が家はここのジンギスカンが好物である。皆、美味しい、美味しいとお腹一杯に食べたのであった。

食べ終わった後に父のお墓参りをしてから、広瀬牧場のウエモンズハートにアイスクリームを食べに行く。その後で、私の家に来て、昔撮った甥のビデオを嫁さんに見せてあげた。

私は、自分のマジックの演技をビデオに収める為に、まだホームビデオカメラが普及する前の1980(昭和55)年にビデオカメラを購入している。父親の会社に入社して最初の給料で買ったのである。親と同居していたから、生活費が一切掛からないので給料を丸丸全部使えたから高価なものでも買えたのだ。

姉の結婚式も撮影したし、出産も帯広に戻っての出産であったから、甥も出産直後から撮影しているのだ。

姉の子2人、妹の子3人、私の子3人は皆、年が近いから、姉が帰郷する度に、子ども達の姿を撮影していたのである。こう云う昔のビデオは貴重な財産である。DVDにして欲しいとの依頼を受けたのであった。

母の家に行って、別のビデオを見ながら帯広のお菓子を食べる。帯広ではやたらと食べてばかりになるのである。

夕方に十勝川温泉のホテルに送って行った。我々は、お腹がすかずに困った、居酒屋に行っておつまみみたいなものを食べて自宅に戻って寝たのであった。


■2015-05-04-Monday 十勝の案内

甥の嫁さんに

十勝の観光地を紹介してあげたいと思ったが、ゴールデンウィーク(GW)期間中は観光の端境期で、ガーデンにも花が少ないし、アトラクションや遊びも実施しているものがまだまだ少ないので見せるところがなくて困っている。

私の車と弟の7人乗りの車2台で移動することにしたが、まずは9:30に十勝川温泉のホテルに甥夫婦を迎えに行く。その場で行き先を決めようというかなりいい加減な手法である。

まずは、池田のワイン城とドリームズ、カム トゥルーの博物館に行く。私はドリカムの博物館を見学するのは初めてである。今、開館準備中のマジック博物館の展示の参考にしようという思いもある。

他に、見るモノもないからなのか、それとも入場無料であるからなのか、観光客がけっこうな人数見に来ている。

吉田美和がコンサートで着た衣装が多数展示されている。マネキンに着せたり、真空パックして板状のモノにぶら下げて引き出しながら見る仕掛けになっているが130着以上は有るだろうか。でも、もう少し広い施設にして、もっとマネキン人形に着せるなどして、コンサートの雰囲気を表現すれば、かなり見栄えのする施設になるであろうに、金を掛け無さ過ぎだろう。

池田町の観光協会は、せっかくの財産を上手く活用できていないなぁと感じた。モッタイナイ。

昼は、よねくらの「親子弁当」買って自宅で食べることにした。よねくらの先祖は私の祖父と同じ山梨の出身で、明治37年頃に一緒に利別のカネヨ佐藤喜代丸金物店に寄宿していた仲である。

弁当が出来るのに15分くらい掛かるというので、コーヒーを飲みながら焼き立てのバナナ饅頭を食べて待っていた。焼き立てのバナナ饅頭を食べるのは初めてであるが、皮がパリパリしていてなかなか美味しい。冷めてしっとりするよりも美味しいと感じた。

次は、NHKの朝の連続テレビ小説「まっさん」の撮影にも使われた音更の種畜牧場に行く。ここの奥には見晴らしの良い場所があるのだが、意外と知られていないので穴場なのである。

自宅に戻り、弁当を食べてから、ばんえい競馬に行き、第一レースだけをやって会社に行く。準備中のマジック博物館を見てもらう。

クランベリーと六花亭でおみやげを買って、はげ天で豚丼を食べて、空港に向かう。途中、大正のお菓子屋「あくつ」で生チョコレートを買う。十勝に来ると食べることばかりだし、おみやげもお菓子ばかりである。

幸福駅で写真だけ撮って、空港に向かうが霧が深くなってきた。

空港に着くと、羽田からの便が降りられないかもしれないという。ついこの間の広島空港での事故があったばかりだから、霧での着陸に神経質になっているのだろうか?

もし、そうなると翌日の便も満席だから、キャンセル待ちで戻るのも3人一緒に戻れるかは分からないという。ハラハラしながら待ったが、無事に到着したので安心したのであった。

無事に東京に向けて飛び立っていったのであった。

自宅に戻り、新聞を見たら、昨日のアイスクリームを食べたウエモンズハートの近くの畑に熊の足跡があったと云う記事である。

熊は時速50㌔のスピードで走れるというから・・・、囲ってある熊を見た直後に、野生の熊が出てきたら・・・。

十勝はすごい場所だなぁ〜。


■2015-05-05-Tuesday 今季初ゴルフ

高校時代の仲間から

今季初めてのゴルフの誘いが来た。

私は、ゴルフは例年スロースターターで、プレイは連休明けから始めるのがいつものことなのである。

今季はゴルフの練習すら29日に打ちっ放しに行って100球ほど打っただけだ。単調な練習はどうにも嫌いなのである。

今年の連休は姉達が昨晩東京に帰ったので、後はノースケジュールであるし、家でゴロゴロしていても妻に邪魔にされるだけだ。

運動不足で身体がなまっているから、ちょうど良い誘いであった。

一緒に回る他の3人は、いずれも高校時代の同期生である。どうせ練習もしないで、いきなりプレイする最初のゴルフは、スコアが悪いに決まっているから、気のおけない仲間とやるのが宜しい。

ゴルフ場に到着しても、練習場で球を打つこともせず、パットの練習もしない。ただ柔軟体操をして筋肉を柔らかくするだけである。

29日の打ちっ放し練習場に行った時に、去年の秋に購入した新しいドライバーを試す為に入れておいたのだが、このドライバーを家に置いてくるのを忘れていたことに気が付いた。

コンペでもないし、仲間内のゴルフだから、バッグをカートに積む前に1本余分に入れてあることを申告したら「別に構わないよ。途中で試してみたら」と云ってくれたので、実戦で試してみることにしたのであった。

帯広国際カントリークラブ東コースからのスタートである。

私は、東コースは1番のロングホールの第1打以外は、2、3、4番とドライバーではティショットを打たない。しかし、いきなり今季の第1打を新しいドライバーで打つことは、さすがに躊躇したので、古いドライバーでティショットをしたのであった。

今季初めてにしては、なかなか良いショットが続く。力まずに軽く打つのが良いのかもしれない。しかし、パットが今ひとつである。そういえば29日にパターグリップを交換したまま使っていなかったのだった。

微妙な感覚がちょっとだけ違和感を覚える。意外と繊細な神経を持っているようだ。

5番の長いミドルで新しいドライバーでティショットしたが、ドスライスをして右の林の奥に入ってしまった。

新しいドライバーはシャフトがSRなので、以前のよりも柔らかいのでスイングに合っていないのかもしれない。もう少し、筋力が落ちてから使うことにしようと思う。

シーズン初めのゴルフは、100ヤード以内のハーフショットの距離感がまだイマイチである。フルショットが続くホールはパーが取れるが、100ヤード以内の距離が残ったホールはパーが取れない。ショートゲームの勘所が戻るまでには数回のプレイが必要なようである。

スコアは東46、中46の92打。まぁ、練習もしていないのだからこんなもんだろうなぁ〜。

果たして、今年は何回プレイできるだろうか。今年もゴルフシーズンの幕開けである。


■2015-05-06-Wednesday ペットの墓参り

GWで帰省中の息子が

昔、ペットとして飼っていた犬、犬種はラブラドール・レトリバーの白っぽい雄犬サニーと黒い雌のバニーのお墓参りに行きたいと云うので行って来た。

雄のサニー君は1996年6月に購入し、その嫁さんにするべく雌のバニーちゃんは同年8月に購入したのであったが、バニーちゃんは血統書付きの名犬で、サニー君はどうしようもない駄犬であった。

我が家には、メスが強くなると云う気が流れているのかもしれない。

この2頭はついに夫婦関係にはならずに、女王様と召使いの様な関係であったのだった。

サニー君は2009年5月に13歳で死に、バニーちゃんも3年後の2012年7月に16歳で死んでしまった。

俗にドッグイヤーとは7倍のスピードという意味であるから、2頭とも大型犬としては長生きした部類であろう。

息子が7歳の時に飼い始めた犬なので、自分の成長と共に生きてきたという思い入れがあるのだろう。

とかち帯広空港の近く(と云ってもかなり離れているが・・・)の古舞地区という場所に、ペットの霊園があって、そこの共同墓地に骨を入れている。

4月末に出版した私の3冊目の著書、エッセー&コラム集「人間万事塞翁が馬」の中にもたびたびサニー君とバニーちゃんが登場するので、墓前で出版報告もして「どうか売れますように・・・」とお願いしておいた。

妻は、最近「また犬を飼おう」」としきりに言うようになった。夫婦二人切りだと寂しいのかもしれないが、犬の寿命が14〜15年として、その時に私は72歳である。

父親が64歳で亡くなっているから、私は70歳まで生きられないと思っているので、犬を飼うことには躊躇しているのだ。

たまにペットショップを覗いて楽しむだけで良いと思っている。


■2015-05-07-Thursday タイヤ交換

冬用のスタッドレスタイヤから

夏用タイヤに交換した。

車は、夏でもほとんど遠出をしないほど運転が好きではない。スピード恐怖症でもあるから車を運転すると緊張してとても疲れるからだ。冬場の運転の緊張感は夏場以上であるから、尚のこと冬に遠出の運転はしない。

夏場でも、ほとんどゴルフに行く時くらいしか遠出の運転しない。近くのゴルフ場は15〜20分程度の運転で到着するぐらいの距離でしかないから、これを遠出というのかは分からないが・・・。

運転は、毎日の会社との往復や温泉銭湯に行く程度である。

だから、例年、タイや交換は、世のドライバーの多くがタイヤ交換をする時期をズラして、GW明けにしているのだ。それで特に困る事もない。

今年は、GW中に姉と甥夫婦が遊びに来たので、珍しく400㎞近くを走った。

運転は好きではないが、技術は上手いとは思っている。

もともと車両感覚などは良い方であろうと思うのである。車をぶつけたり、こすったりするようなことはない。

若い頃は自分でタイヤ交換をやったものだが、腰が悪いから最近は業者任せである。

点検をしてもらったら、バッテリーの容量がかなり減っていると云う。最近の自動車は、色々な電気製品が付いているから、運転しないで車庫に入れているだけでも電気を使うのだと云う。

せっかく買った車である。自動車は眺めるものではなく、使ってなんぼであろうから、今年はもう少し乗ってあげることにしようと思う。


■2015-05-08-Friday 郵便局・爪

4月末に完成した3冊目の著作

エッセー&コラム集「人間万事塞翁が馬」を親類や関係者、知人などに送付した。

最初は、郵便局のシステムをよく理解していなかったのでレターパックの510円のモノを購入して5箇所ほどに送ったのだった。

次に、紙製品を販売している店に行ってレターパックと同じ形状の白いモノを見つけた、これは1枚94円である。これの方が安く送れると思って25枚購入して郵便局に持って行った。

紙のケースの一部に切れ目を入れて中身が見えるようにしたら「書籍小包」で送れると云う。

これなら1冊を送るのは300円、2冊を送るなら350円で送れる。

ところが郵便局の人が「お客さん、これからまだ沢山送りますか?それなら360円のレターパックライトで送れますよ」」と云う。

1枚94円の紙のケースを買って300円で送ると394円だし、2冊送るケースなら94円+350円で444円掛かるから、それなら360円のレターパックライトの方がケース分を掛けるよりも得である。

これから、まだ数十箇所も送らなければならないから、レターパックライトを購入することにしたのだった。

郵便局員も民営化されて随分と親切になったものである。

本が40冊入った段ボールを移動させている時に、左の親指の爪を引っ掛けてしまい、爪先の方が3分の一ほども横に割れてしまった。

かろうじて爪の一部分が割れずに残っているような状態である。このまま割れた爪をはがしてしまうと、極端な深爪状態で親指に力が入らないし痛い。

ゴルフやマジックにも悪い影響が出るであろう。

目の前にあった瞬間接着剤のアロンアルファを見て、フッと、これで割れた爪をくっ付けてやろうと思ったのである。

接着液を付け過ぎないようにツマ楊枝の先で伸ばして慎重に割れた爪の間に入れた。しばらく押さえていたら見事にくっ付いたのである。

割れ目の先は爪が薄く割れていて、その部分はそっくり返ってしまっていて接着剤ではくっ付かないので、この部分は爪ヤスリで削って平らにした。

果たして、瞬間接着剤が爪に良いのか悪いのかは知らないが、妻も驚くほどキレイに元通りになったのだった。


■2015-05-09-Saturday 息子

GW中に帰省していた息子が

勤め先に戻っていった。

戻る前の8日に息子が、今度の日曜日が「母の日」であるから、妻にディナーをご馳走したいと云う。ついでに私もご相伴に与れると云う。

息子は、おばあちゃんも一緒にと云って母にも同席して欲しいと云う。

息子が、自分が働いた金で、親に食事をおごってくれるというのである。

母は息子に取っては祖母だが、私に取っては母である。本来なら母の分は私が払うのが筋であろうが、ここは息子に花を持たせよう。

自慢じゃ〜ないが、私は両親にそんなことをしたことは、これまでに一度もないから、何だか息子の申し出が嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。

食事の場所は息子が好きなレストラン「ホーム」に予約を入れた。息子はここのステーキが大好物である。自分で払うのだからと高級肉のステーキを注文していたが、私は何だか気兼ねしてしまって安いハンバーグステーキを注文したのであった。

親子ニ代の母親と息子の4人だけで食事をするのは初めてのことである。なかなか面白い光景であった。

食事の後で、息子が温泉に行きたいと云う。帯広の様に、銭湯がほとんど温泉で、しかも400円程度の金額で温泉に入れるのがウラヤマシイと云う。

洗い場で息子と二人並んで身体を洗うが、互いに背中を流し合った。息子は帯広滞在中にかなり太ったようだ。

1週間前にはガリガリに痩せていたのだが、帯広に居ると食べ物が美味しくてたくさん食べるからだろうと言う。

若い男が一人で生活していると、外食が多くなるし、食べる時間帯も不規則になる。栄養のバランスが悪くなって太れないのであろう。

今回の帯広滞在でだいぶふくよかになったようである。

妻も母親として、その点が心配なのであろう。女親にとっての、男の子どもは、同性の女の子どもよりも、異性であるからこその別の可愛さがあるようで、どうも愛情の次元が異なるようである。

息子が居なくなると何だかとても寂しそうである。


■2015-05-10-Sunday 2回目ゴルフ

前回5日に回ったゴルフのメンバーとは別の

高校の同期生からゴルフの誘いがあった。

今シーズン2回目のゴルフである。前回から練習もしていないが・・・。

場所は前回と同じ「帯広国際カントリークラブ」。行ってみると、メールで知らされていた同伴メンバーの内の二人は同期生であるが、もう一人の名前は高校の同期生と同じであるが、顔が初見である。珍しい名字であるから、そう大勢同姓はいまい、聞くと、その息子だと云う。

まだゴルフを始めたばかりで今日が5回目だという。親の世代である我々が教えながら一緒に回るということだ。そういう世代になったということでもある。

我々の組は最後である。ゆっくりやっても後ろの組が居ないから焦ることはなかったのが幸いしたようだ。

私は、前半の中コースは1バーディ、5パー、1ボギー、2ダブルボギーで40打、後半の西コースは6パー、1ボギー、1トリプルボギーの40打、グロス80、ハンディ11でネット69の3アンダーであった。

アイアンショットが切れているとスコアが良くなる。何より11個のパーは気分が良い。悔やまれるのは唯一トリプルボギーを叩いた5番ロングホールである。ティショットが飛んだので2オンを狙おうと思ったのだが・・・、キャディさんが初心者君に付いて離れた場所に居たので、面倒くさいからとクラブを替えずにそのまま打ったのがマズカッタ。

やっぱり、いい加減なことをやるとしっぺ返しが待っている。グリーンに届かず手前のバンカーに入ったが、目玉になり、バンカーショットはホームランになった。そこで冷静さを欠いてトリプルボギーにしてしまったのだ。今後の良い教訓であった。そこで再び冷静さを取り戻し、残り4ホールは全部パーであがったのだから我ながらたいしたものである。

今年2回目で、練習なしでこのスコアは我ながら驚きであった。

去年の絶不調から脱却できそうな予感である。


■2015-05-11-Monday お別れの会

六花亭の小田豊社長の母上の淳子さんが8日

91歳でお亡くなりになった。

葬儀はせずに「お別れの会」を催すと新聞広告に掲載された。香典、供花などは遠慮する、普段着でお越し下さいとのことである。時間は13〜14時半まで、場所は大通5丁目の六花亭サロンである。

小田豊四郎、淳子さん夫妻にはとてもお世話になったから、献花には駆けつけたい。

仕事が一段落した14時に会社から直接出向いた。普段着でと書いてあったので、着替えることもせずに行ったのだが・・・。

道ですれ違う方々は皆、礼服を着ている。妻からも礼服に着替えて行ったらと言われていたのだが・・・。

引き返して着替えて来ようかとも思ったが、時間も残り少ないので失礼してそのままの格好でお参りして来た。

芳名帳に署名をしてから、中に入ると、淳子さんのスナップ写真が数点、壁に飾られている。更に中に入ると、文英副社長が立っていて、先日のJCの会頭が来た時に北の屋台で同席したことの挨拶を交わした。

大きな肖像写真が花で飾られていてグランドピアノの生演奏がされている。その写真の前に献花をしてお参りしてから外に出るところに、豊社長が立っていた。

「会社は近所なのに、なかなか会えないね」などと言われ挨拶を交わす。

外に出ると、おしぼりが渡され、手を拭く用意がされていて、返礼のお菓子折りを渡される。

さすが、六花亭である。葬儀で人に時間を取らせないで、お別れの会というあっさりとした形で済ませる。香典なども受け取らずに、献花に来た人に返礼の菓子折を渡す。

故人の思い出にじっくりと浸る時間はないが、これが今時のスマートなやり方なのかもしれない。

我が社や六花亭がある西2条南9丁目の町内会「友信町内会」の奥様達が数名、その場に居られた。

「あ〜ら、和昭ちゃん!」と声が掛かる。「あ〜ら、ごめんなさい。イイ年したおじさんをつかまえて和昭ちゃんはないわよね〜、でも、どうしても和昭ちゃんて出ちゃうのごめんなさいね」などと立ち話。いくつになっても子どもの頃のイメージが離れないのだろうなぁ〜。

徒歩で会社に戻ると、妻が「エッ、もう帰って来たの?」と驚く。確かに出掛けてから戻るまでに掛かった時間は30分程度であった。

いただいたお菓子を食べながら淳子さんのことを偲んだ。

安らかにお眠り下さい(合掌)。


■2015-05-12-Tuesday 出版その後

4月末に出版した著書

エッセー&コラム集「人間万事塞翁が馬」を関係者や親類などに謹呈送付したが、その礼状が多数届いている。

中には、内容が面白いので、活用したいからもっと送って欲しいという嬉しい申し出も複数あった。

また、編集をしている友人からは誤植3ヶ所(P14−13行目、P57−8行目、P65−4行目)と字間のズレ10ヶ所などの指摘も頂いた。自分では何度も見直して校正したから、間違いは無いと思っていたのだが、見る人が見ると、簡単に誤植って分かるものなのだなぁ〜。

職業とはいえ感心してしまった。でも、それだけ真剣に読んでくれたという証しでもあるからとても嬉しい指摘である。

この本が多数売れてくれれば、第二刷版として校正のし直しが可能であろうが、果たして、せっかくご指摘頂いた箇所を直して再版できるほど売れるであろうか?

北海道の書店で販売するだけでは、再版は難しいかも・・・。

今日(12日)現在、まだ書店には並んでいないようだが、5月2日の十勝毎日新聞の記事に、この出版を取り上げてもらった。

記事中には7日から書店で販売すると書いてあったのだが、まだ本屋に売っていないものだから、出版社に直接購入しに行ってくれたありがたい人が居ると出版社から電話が入った。嬉しいことである。

北海道新聞社と読売新聞社からも近々に取材をしたいとの連絡が入った。

書評欄ででも取り上げてもらえれば、少しは売れてくれるかもしれないなぁ〜。


■2015-05-13-Wednesday 恐怖政治

北朝鮮でまたまた粛清のニュース

国防大臣にあたるヒョン・ヨンチョル人民武力相(66)が4月30日頃に粛清されたらしいと韓国の情報機関である国家情報院が13日に伝えた。

粛清の理由がムチャクチャである!

4月24、25日に開催された朝鮮人民軍第5回指導官大会でヒョン氏が居眠りしているところを見つかったからだと云う。

こんな理由で生命を奪われるなら、某国の国会議員様などはほとんどが粛清されてしまうのではなかろうか。これでは生命がいくつあっても足りない。

居眠りで殺されるのは堪らないが、某国の議員様方には居眠りしたら減給するくらいの罰があってもよいかも・・・。

今回処刑されたヒョン氏は、序列では第10位には入る高官であるというが、キム・ジョンウンは、2013年12月にはナンバー2だった、おじのチャン・ソンテクを処刑しているのだから、今更序列10位の人が処刑されても別段驚かないけどね。

北朝鮮の正式国名は朝鮮民主主義人民共和国ではなかったか、これほど国名と実体が乖離している国も珍しい。

処刑は公開で行われたのだと云う。対飛行機用の機関銃で撃ったと云うから、処刑場の短い距離での射撃なら、人間の身体なら完全にバラバラになったであろう。自分に逆らったらこうなるんだぞと云うみせしめの意味があるのだろうが、しかし、粛清をやり過ぎると、幹部連中だって、次は自分が粛清される番かもしれないと疑心暗鬼にさせてしまうだろうから逆効果であろう。

クーデターを呼び込む愚策である。しかし、もはや粛清をやらなければ誰もキム・ジョンウンには従わないということなのかもしれない。

これは、いよいよ北朝鮮の崩壊の予兆なのかもしれないなぁ。

キム・ジョンウンが仲間割れで勝手に死んでくれるのなら構わないが、こう云う輩は自分一人だけで死ぬのは嫌だ。皆を巻き添えに死んでやる。なんてバカなことを考えて日本に原爆でも落とすようなことがあるかもしれない。

精神的にはまだまだガキの部類である。

某国の首相もかなり子どもっぽい性格の様だから、ガキ同士の喧嘩にならないように周りがしっかり管理していないと怖いなぁ〜。


■2015-05-14-Thursday 法治国家?

ニュースで安倍首相の会見を見たが・・・。

ものすごい違和感を覚えた。

昨日のブログにも書いたように、私ですらも、周辺国の脅威は北朝鮮だけに限らず、軍備を拡大し、フィリピンなどとも領土問題で紛争を起こしている中国にも感じるし、韓国の大統領の嫌日の態度もいやらしい。

そこにもってきて、ここ最近のロシアの日本に対する意地悪なのか、報復なのかはしらないが、次々とイヤラシイ手を打ってきているのは気になるところだ。

日本を取り巻く周辺各国が日本に対して友好的ではない姿勢でいるのは落ち着かない。

恐らく戦後70年で最大の危機が訪れようとしているのかもしれない。

四方を敵対する国に囲まれてしまえば、第二次世界大戦に突入した時のようなABCD包囲網を彷彿とさせる。

せめて太平洋側のアメリカと友好的な関係を保ちたいという政府の姿勢も十分に理解できる。

「平和」を唱えていれば戦争が起きないと云うのは、言霊に支配された幻想であることも理解している。

緊急の事態に備える為には、現在の日本の法律では対応が難しいことも分かる。

しかし、だからといって、こんな重要な案件を閣議決定だけですすめるというのは間違いだ。

安倍政権のやり方は、民主主義の法治国家がやる対応の仕方ではないだろう。これは政府の暴走である。

国会がこれだけ政府に軽視されて、それでも野党は黙っているのか。

選挙で自民党が勝ったのだから仕方がない。国民が選んだのだからと云っている人がいるが・・・。現在の小選挙区制は、こう云う危険性を孕んだ問題のある選挙制度である。

かのヒトラーも選挙で勝って独裁者になったのだ。何だか安倍首相の顔が似てきているように感じる。

何だか嫌〜な雰囲気である。


■2015-05-15-Friday いろいろ

私の著作「人間万事塞翁が馬」が

ようやく書店に並んだ。

当初に聞いていた予定では、もっと早くに店頭に並ぶかと思っていたのだが・・・、本の流通システムはよく分からない。でも、売れてくれると嬉しいなぁ〜。

19時から柏葉高校同窓会の総会が市内のホテルで開催された。文化部長をしている関係で出席したが、冒頭の会長の挨拶では、卒業式の際の中島みゆきの偽メッセージの事を蒸し返して話されたのだが、もう触れないで欲しいと云う空気が満ちている中で、わざわざ触れることもないのになぁ〜・・・。一瞬で雰囲気が重たくなってしまった。ちょっとなぁ〜。

少子化の影響で、柏葉高校も生徒数が減らされている。柏葉は道立高校だから生徒数は決められているので、独自に増やすということは出来ないのである。

その為に、卒業生数が減るので、強制的に卒業生全員から徴収する第一回目の同窓会費も減ることになる。

今年から、緊縮財政で予算を組まなければならないので、どこの予算を削るかというのはなかなか大変な作業である。

事前に、部長会議、役員会議などの打ち合わせをしていることで、総会は何事もなく無事に終了した。

総会後の懇親会は21時に終了したが、明日、帯広のデパートでマジックショーを行なうプロマジシャンのミスター・モーリーさんから電話が入った。

駅前のホテルに居るとのことなので、総会会場のホテルとは目と鼻の先の距離であるから、フロントで待ち合わせをする約束をした。

私は会うのは初めてだが、今年4月に転勤になったアマチュアマジシャンミスター・セリックさんからの紹介である。

まずは、私の会社に向かい、マジック図書館と整備中のマジック博物館を見てもらう。

駅前にあるスナックで、マジック好きなマスターが居る店に行く。帯広在住の転勤族のアマチュアマジシャン、マジマジシャンさんに電話して合流してもらうことにした。

マジックは狭い世界であるから、次から次へと知った人の名前が登場するのでアッと云う間に2時間も話し込んでしまった。

翌日の11時からのショーを見に行く約束をしてこの日は解散をした。


■2015-05-16-Saturday 結婚記念日

今日は私達夫婦の30回目の結婚記念日である。

朝食時に、よく30年も続いたなぁ〜とお互いに感想を述べ合った。

妻からは「そのミットモナイお腹を引っ込めないと別れるわよ。デブは嫌いだから・・・」と脅される。結婚以来、ズ〜ッと右肩上がりに、体重と腹周りが増え続けているからだが、この辺で歯止めをかけないと、さすがに私もマズイなと思うようになった。結婚30年を期に、これからは体重と腹周りも右肩下がりにしてみようかなぁと思う。

さっそく徒歩でマジックショーがある藤丸デパートに向かうことにした。

昨日からドリームジャンボ宝くじが販売されている。こだわりを持って買うと当たると云うから、今日の結婚記念日に合わせて買うことにした。途中にある宝くじ売り場2ヶ所で購入した。1等の7億とは言わないが、せめてマジック博物館の整備費用分くらいは当たって欲しいものである。

マジックショーは7階催事場の宝石フェアの客寄せとして土、日に1日2回ずつ計4回行なうと云う。

宣伝が少なかったのか観客が少なくてちょっと寂しい。

プロマジシャンのミスター・モーリーさんは、昨晩聞いた話では、ちょっと変わった経歴の持ち主である。大手旅行会社の添乗員をしていて、客を喜ばせる為にマジックをやっている内に、マジックの収入の方が本職の収入を超えてしまったので、会社を辞めてプロマジシャンになったと云う。

スケジュールも相当に忙しそうで、本人もかなり稼いでいると豪語していた。ショーではメンタルマジックを演じたが、客あしらいはかなり上手い。私は、しゃべりながら演じるマジックは苦手なので、これだけ話しながら演じられる人は羨ましい。

ショーが終わった後で、藤丸6階のくまざわ書店に私の本が並んでいるかを確認しに行ったら並んでいたので一安心。

自宅に戻る途中にも、駅南の長崎屋の4階の喜久屋書店に寄って、本が並んでいることを確認して来た。自分の書いた本が書店の店頭に並んでいる光景を見るのは嬉しいことである。

自宅に着いたら、妻が「結婚記念日に料理を作らせてあげる」と云う。カレーが食べたいと云うので、買い物に行き、カレーを作ったのであった。

結婚記念日になのに外食もせずに、夫がカレーを作る。何と云う素晴らしい家庭なのでしょう!


■2015-05-17-Sunday 強風

朝からものすごい強風が吹き荒れている。

午後から青年会議所のゴルフコンペ「じゃがいもクラブ」の第一回例会が帯広国際カントリークラブで開催される。

私は、ゴルフは遊びにしか過ぎないから、どしゃ降りの雨や強風や寒い気温の中でプレーするのは嫌いである。こう云うと、私がワガママだからだと云う人がいるが、天気が悪い時にプレーするのが好きだと云う人はこれまで聞いたことがない。

去年、私は青年会議所OB会の会長を務めていたと云うこともあるし、去年のじゃがいもクラブの年間優勝者でもあるから、ディフェンディング・チャンピオンとしては、この程度の理由で欠場するわけにはいかないだろうと、萎える気持ちを奮い立たせて参加したのであった。

この日の風速は20メートル以上はあったのではないだろうか?

向かい風で打つとボールが吹きあげられて戻ってくるように感じる程だ。追い風と向かい風では番手が4〜5番手も違う。参加者は皆、苦労していたようだ。

私も距離感がまったく合わずにスコアは最悪であった。

じゃがいもクラブは、土曜日、日曜日か祝日に開催することになっているから、開催するゴルフ場の会員以外の人のプレー代金が高くなるので、少しでも料金が安くなるように、今年から午後からのスタートにしたと云っていた。午前スタートよりもかなり安くなるそうだ。

しかし、その分だけ表彰式の時間が遅くなる欠点がある。この日も、私達の組が上がったのは17:15分。そのまま最終組が上がるのを待っていたら、帰宅時間は19時近くになると思われた。

日曜日はいつも母親と一緒に3人で、18時からのBS放送でNHKの大河ドラマを観ながら夕食をする習慣になっている。

じゃがいもクラブは、表彰式に出席しなければ景品が当たらない決まりになっている。早くに帰ってしまう人を防ぐ為の決まりである。

私のスコアでは入賞は無理だと思ったので「申し訳ないが早目に帰る」と告げて帰宅したのであった。

全てに上手くいく方法というのは、なかなか無いものであるなぁ〜。これが運営の難しさでもある。


■2015-05-18-Monday 大学同窓会

今日は駒澤大学同窓会十勝支部の役員会である。

今年は6月27日(土)に総会を予定しているが、240名以上いる十勝支部の会員に総会の案内状や会費納付書、同時開催する「三遊亭王楽」の落語会のチラシとチケットなどを封筒に入れる作業を役員で行なうのである。

役員7名が、坂本ビルの会議室に集合し、1時間半の作業時間で終了したのであった。7人だから、この程度の作業時間で終わるが、これをもっと少ない人員でやるとしたら3〜4倍の時間を必要とするであろう。

同窓会に関心が無い人にとっては、案内など不要だから、もう送らないでくれと云う人もいる。確かに、会費を納めていない人に送るのにも最低でも150円ほどの経費は掛かるから、無駄だと云えば無駄な経費でもあるのだが、主催する方とすれば、脱落者は一人でも少なくしたい。

ひょっとすると、気が変わるかもしれないと淡い期待を抱いて発送しているのだ。

駒澤大学の同窓会は、本部もかなり熱心に活動している組織だと思う。少子化で入学者数が激減することが予想されるからだ。どこの大学も生き残りに必死の状況である。

自分の出た学校が衰退したり無くなったりするのは、寂しいことだ。同窓生としては何とか出来る範囲で協力したいと思っている。


■2015-05-19-Tuesday 何なんだぁ〜!

何なんだぁ〜この天気は〜!

昨日は気温が24℃もあって、マジック博物館の展示作業は汗だくになりながらやっていたのであるが、今日は朝から雨が降っていて、気温も12〜13℃くらいしかない。

気温の差が10℃以上もあったら、身体の方が対応できなくて調子が悪くなってしまう。

昨日から、ビルの6階に置いてあるマジック図書館の本15000冊を3階のマジック博物館に移動させる作業を始めた。

本棚の本を段ボールなどに入れて3階に運び、一旦本棚を全部空にする。次に空いた本棚を3階に移動させて、またその本棚の中に本を入れるのだ。

当初は、図書館と博物館は別々の場所でも良いと考えていたのだが、博物館の整備が進む内に、やはり全てのモノを一ヶ所に集めた方が迫力があるし、見易いだろうという結論に達したのである。

思い立ったら、すぐに行動。

何せ、6月下旬には、再び故ジミー忍師匠夫人のマコママが見に来るのだ。マコママは去年11月末にも博物館の進展具合を見に来たばかりなのだが、半年毎にハッパを掛けに来るつもりのようである。

私としても、半年間で作業が少しも進んでいなかったら、いくら忙しいと言い訳しても通用はしないことは承知している。

でも、マコママが来てくれることで作業を進展せざるを得ないというのは、キッカケとしては有り難いことなのである。私の性格からすると、集中する時には、ガガァ〜ッと集中してやるし、やらないとなるとポケ〜ッとしてしばらく何もやらないであろうから・・・。

それにしても、本は重い!結構な重労働である。

19日の北海道新聞の夕刊の「まど」欄と云う、記者が投稿するコーナーがあるが、そこにマジック博物館のことが載っていた。先日、著書の「人間万事塞翁が馬」出版の取材に来てくれた記者が投稿してくれたようだ。

それには、私が「年内に完成させたい」と言ったという風に載っているが、完成ではなく目処に訂正したいなぁ〜。でも、年末完成を目標に頑張ろう!


■2015-05-20-Wednesday 博物館の整備

6階に置いてあったマジック関係書籍1万5千冊の

内の3500冊程(本棚7台の内の3台分)を3階の博物館のフロアに今日一日、私一人だけで降ろした。

天井までの高さがある本棚の上部に入れてある本を取り出すには、いちいち脚立に昇らなければ手が届かない。

一度の昇り降りで両手に持てる本の数はせいぜい10冊が限度であるから何十回も脚立の昇降を繰り返さなければならなかった。

通称イモカゴと云われるプラスチック製のカゴに本を入れていくが、カゴ一つには30〜40冊程度しか入らない。

そのイモカゴ6個を台車に積んで、エレベーターで3階に降りる。博物館の中の空いているスペースに、ブルーシートを敷いて、その上にイモカゴから本を取り出して10冊ずつほど平積みして山を作っていき、イモカゴを空にしていく。これを何度も繰り返すのだ。

こうしないとイモカゴの数が足りないからだ。

本は重い。ましてやその本が30〜40冊入ったイモカゴの重量は20〜30㎏はあるであろう。それを台車から持ち上げたり、降ろしたりするのだから、腰の悪い私には、ものすごい重労働なのである。

腰、腕、背中、太股の筋肉が痛い。

タオルを首に巻いて作業をしたが、身体中から汗が噴き出て止まらなくなる。こりゃ〜少しは痩せるかもしれないゾ!

デスクワークが主な私に取っては、とんでもない重労働ではあるが、マジック関係のことをやっているのは楽しい作業である。

楽しんで痩せられれば最高だがなぁ〜。


■2015-05-21-Thursday 続・博物館整備

我が社の6階に設置していたマジック図書館を

3階のマジック博物館と同じスペースに移動させることにした。

6階には大きな本棚(幅214㎝・高さ220㎝・奥行き35㎝)6本とその半分の大きさ(幅108㎝)の本棚2本、計大7本分の本棚があってそこに約1万5千冊のマジック関係書籍を並べてある。

昨日、この内の大2台と小1台分の本を移動させた。

今日は、この空いた本棚を3階に移動させるのだが、本職に頼まなければ移動は出来ないので、この本棚を製作してくれた建具屋さんにお願いして移動してもらった。

バラバラに6つに分解して運ぶのだが、分解してもエレベータに入らない大きさなので、手に持って二人して階段を降りるしかない。重量も相当あるがこれを6回繰り返すのだ。

3階に運び込んで組み立てたら、天井までの高さが6階と3階では30㎝以上も異なっていた。

6階は、自分の会社の事務所用であるから天井高が低目に出来ていて、3階は店舗用であるから高目に出来ている。

このままでは、天井までの空間が空き過ぎていて、地震が起きたらバタンと倒れてしまう危険性がある。

突っ張り棒などで天井で押さえるだけではとても持ちそうにないので、新たに、外側に枠と壁を作ってしっかり押さえることにした。

6階の会議室は西側の窓側にあった本棚が無くなったから、広くなったし、日が入る様になって明るくなった。

こうなると、残った大4本、小1本の本棚を3階に移すよりも、この本棚はこのまま6階で活用した方が良いだろう、新たに3階の天井高に合わせた本棚を作った方が安全性からも見栄えからも良いと思うようになった。

博物館西側の壁に飾ってあったポスターなどの額を外し、その壁1面を本棚にしようと云うのである。

建具屋さんに言ったら、6階に作ったサイズは、大き過ぎてエレベータに乗らないから、運ぶのに大変なので勘弁して欲しい、エレベータに乗るサイズで作りましょうと言う。そのかわりに高さを高くして天井まで一杯にしようという。

結局、幅180・高さ250・奥行き35の本棚5本と幅140のものを1本の計6本の本棚を新設することにしたのだった。

完成して本を並べたら壮観であろうなぁ〜。


■2015-05-22-Friday 地球環境

地球が活動期に入っていると云う説がある。

地球上のあちらこちらで地震や火山の噴火が起きているから、あながちデタラメではないかもしれないが、地球誕生から46億年経っていると云うその中で人類が誕生してからの年数なんて、極々僅かな年数でしかない。

しかも、その中で地震や火山の噴火に関しての記述が残っているのは、もっともっと少ない。地質の調査だって全国に及んでいる訳ではないから、過去のデータなんてものは、とてもデータなんて呼べるほどの量でもないだろう。

現代科学では、地震や火山の噴火の予測は難しいというのが現状であろう。

しかし、私は素人ながら、御嶽山の噴火や、桜島、阿蘇山、そして箱根山の状況はかなり切迫しているように感じる。

これまで、あまり地震の少なかった地域での大きな地震も増えているように感じる。

何だか、富士山だけを避けて、周りがうずいているように感じる。本当にアブナイのは富士山であり、関東であるように感じて仕方がない。

帯広は、今日も風が強い。帯広ってこんなに風の強い場所だったかなぁ〜というふうに思っている。

冬に北西の風が吹くのは、体験上知っているが、春にこんなに連日に渡って強風が続くのは珍しいのではないだろうか。

5月に25℃を超える日があったかと思うと、翌日には12〜3℃に下がり、そしてまた翌日には25℃を超えたりする。

地球環境が激変しているように感じるのは私だけではないだろう。

この激変の原因が、地球の活動期のせいなのか? それとも人間の行ないのせいなのか?人為的な要素もかなり多そうな気がする。

1992年に、私が提唱した地球環境問題を考える大学を十勝に創ろうとする活動は、各方面の反対によってとん挫したが、先を見通せない連中の反対を押し切ってでも活動を続けていれば良かったと悔やまれる。

どうも、日本人は、現象が起きて、状況が悪化してから初めて慌てる傾向にあるようだ。事前に活動を起こすことには抵抗があるようである。

一部の人間の単なる既得権維持だけだとは思えない。国民のほとんどが変革を求めていないのかもしれない。まぁ、これは言霊に支配されているせいなのだろうけど・・・。

大阪の橋下徹市長の大阪都構想も、内容の是非はさておいて、進め方がまずかったように感じるが、所詮は変革を求めない国民性が現われた結果であろう。

私は、橋下徹の手法は大嫌いだが、変革しようとすると既得権者から嫌われるのは改革者の常であろうと思う。

果たして後世にどのような判断がされるのかを見てみたい。


■2015-05-23-Saturday JR九州

JRの中では優秀だと思っていたJR九州でも

あわや正面衝突かと云う事故が起きた。

JR九州よ、お前もか!

22日の午後0時20分頃に九州の佐賀県、JR長崎線肥前竜王駅で、すれ違う為ににホームに停車中の上り特急「かもめ20号」と同じ線路に、下りの「かもめ19号」が誤って進入、運転手が非常ブレーキをかけ93m手前で停止した。乗客には怪我がなかったというが・・・。

一歩間違えば大惨事になっていたかもしれない。

最近は、公共交通機関の事故が立て続けに起きている。

大事に至らずに良かったといって喜んでばかりはいられない。

なぜ、こんなに事故が続くのであろうか?

普通は、どこかで事故が起きたら、気を引き締めて事故を起こさないようにするものなのではないだろうか?これでは、気が弛んでいるとしか言いようがない事故であろう。

機械が自動化されていて、コンピュータ任せになっているから、どうせ自分がしっかりしなくても大丈夫だろうと高をくくっているのだろうか?

便利にすればするほど、ヒューマンエラーが起き易くなるのではないだろうか?

先に墜落したドイツ機にみられるように、最近の飛行機のコックピットは操縦士と副操縦士の2人だけが多いが、アメリカ大統領が乗る飛行機「エアー・フォース・ワン」はわざと旧式の操縦機能にしてコックピットには4人が搭乗していると云う。

科学技術の最先端、コンピュータ技術の最先端を行くアメリカの大統領専用機の操縦方式が旧式というのは驚きだが、コンピュータ任せにしたら、いざという時の対応が難しいからなのだそうだ。いざと云う時には旧式の人間の技量に頼る操縦の方が信頼がおけるということなのかもしれない。あまりに機械に頼って、人員を少なくしてコックピットに2人だけと云うのは、かなり危険な行為だとアメリカの指導者は知っているということでもある。

経済だけを優先させると、こういう事態になる。

公共交通機関は経済よりも安全性を優先せなければならないのは言うまでもないことなのに・・・。

格安航空機の各社は、先のドイツ機墜落から、人員配置数を変更したのだろうか?

ストレス過多の社会であるから、パイロットの精神が病んでいるケースだって増えるであろう。似た様な事故が起こらないように公共交通機関は気を引き締めて、有効な対策を取ってもらいたいものだ。


■2015-05-24-Sunday 強風が

今日は朝から強風が吹き荒れている。

早朝、カーテンを開けるついでに、窓から外を眺めてみたら、我が家の門の前の歩道と車道の境目にコンビニの買い物袋が置いてあるのが見えた。

どうやら、夜中に我が家の前に停まっていた車のドライバーが、置いて(捨てて)いったのだろう。中身はゴミのようである。

このまま放置しておいたらカラスがつついてゴミが散乱すると思い。ジャージに着替えて外に出てみたら、跡形もなくなっていた。

綺麗好きなお隣さんが片付けてくれたのか、それとも強風でどこかに飛んでいったのか?

とにかく朝からものすごい強風である。

我が家の南側に倉庫が建っているので、我が家の庭はその壁伝いに風が通り抜ける構造になってる。

つい先日のブログにも書いたばかりだが、今年は特に風が強い日が多いように感じる。

こんな日にゴルフの予定が入っていなくて良かった。

母が買い物に行きたいと云うので、一緒に蕎麦屋で昼食を食べてからスーパーマーケットに出掛けた。

例によって運転手兼荷物運びである。

あらかじめ買うモノをメモしておけば良いのに、場当たり的な買い物をするから、スーパーの中を行ったり来たりする。

まぁ、母にとっては適度な運動になったであろう。

家に帰ってから、マジック博物館に飾る私の昔のマジック関係の写真を探す。35〜40年ほど前の写真のネガを見ながら選ぶのだが、昔はこうやってネガで選んだものであった。けっこう面白いネガを見つけたので、明日、カメラ屋に行って焼いてもらおうと思う。

博物館には、こんな楽しみ方もあるのである。


■2015-05-25-Monday マジック教室

帯広マジック愛好会の有志3人に

マジックの指導をしているが・・・。

今日は、そのマジック教室が18:30〜20:30まであった。

生徒さんの年齢は60、70、80歳台がそれぞれ1名ずつの3人である。

愛好会は年に一度4月に発表会があるが、今年は終わったばかりだ。

来年の演じ物を7月までに見つけて、残り9ヶ月間をその出し物の練習に当てようということになった。

前回は、マジックが盛んな名古屋市のアマチュアの同好会の発表会時のビデオを見てヒントを探したのであった。

今日は、プロのショーを見て参考にしようとした。

しかし・・・。

最近のプロマジシャンの演技は、やたらとスピードが速くて、アマチュアのましてや老人では、とてもついていけない。

見ていても溜息しか出てこないのだ。

結局、出し物のヒントは今回も見つからなかったのであった。

次回、また別な名古屋のアマチュアマジッククラブの発表会を見ることにしたのである。

皆さん、指や手が、思ったようには動かないと云うので、技術系のマジックは難しい。道具に頼るマジックが良いと言うが、では「どんなマジックを演じたいのか?」と聞いても「分からない」と云う。

「では、どんなマジックが好きか?」と聞いても「特にない」と云う。

こりゃ〜困ったぞ!

まぁ、気長に色々なマジックを提案していくことにしよう。


■2015-05-26-Tuesday 変な世の中

最近、妙な事件が多発している。

突然、他人を刃物で殺傷する事件であったり、家族を殺して家に放火するような事件である。

あまりにも似た様な事件が続くものだから、ニュースを見ていても、アレ〜ッ何だかちょっと前にもこんな事件があったような気がするなぁ〜と当方が混乱する始末である。

逮捕された犯人の供述も妙である。イライラしたからだとか、理由もよく分からない事件が多いようだ。

犯人たちは皆、精神的におかしくなっているように見受けられる。

世の中にゆとりがなくなっているからだろう。

日本の政府も、高齢者が安心して暮らせるような、未来に対する明るい政策を取るべきだろうに、どうも別な方向にばかり舵を切っているように感じる。

そんな中、サラリーマン川柳が発表された。

例年そうだが、妻に対する自虐的な川柳が多い。どこの家も亭主より妻の方が強いのだろうなぁ〜。

最近は、男性がめっきり弱くなり、女性が強くなったように感じる。世のおばちゃん連中の元気さに較べて、若い男性にはまったく覇気が感じられない。

何だか変な世の中になっているなぁ〜。


■2015-05-27-Wednesday 空き家

26日に空き家対策の特別措置法が施行された。

市区町村は治安や防災上の問題が懸念される空き家の所有者に対して、撤去や修繕を勧告、命令できると規定した。

命令違反には50万円以下の過料を科し、強制撤去も可能とした。

勧告を受けた空き家は、固定資産税の優遇を受けることが出来ずに、税額が最大で6倍にもなる。

以前から私が警告してきた(4月末に出版した拙著「人間万事塞翁が馬」にも収録されている)が、統計上、少子化によって家が余る状況になることはかなり前から分かっていたことである。

総務省の2013年10月時点での調査によると、全国の空き家の総数は820万戸にも上り20年前の1.8倍にもなり、住宅総数の13.5%を占めていると云う。この内、別荘、賃貸用、売却用などを除く放置された空き家は318万戸にもなるそうだ。

こうなることが分かった時点で対処していれば、もっと適切な対応が取れたのではないか。それこそ、こんな状態になるまで、放置しておくからイケナイのだ。

私の住宅のすぐ側にも、屋根に穴が空いて半分崩れ掛かっている空き家があるが、あの空き家は一体どうなるのだろうか?


■2015-05-28-Thursday 詐欺

オレオレ詐欺の被害が増えていると云う。

今は、「オレオレ詐欺」と云うのではなくて「特殊詐欺」というらしいのだが・・・。

この特殊詐欺の被害額は去年が最高だったらしいが、今年はそれを上回るペースで被害が増えているというから驚いた。

老人は金持ってんだなぁ〜

こんなに毎日の様に、新聞やテレビで特殊詐欺防止のキャンペーンをしているのに、何故に引っ掛かる人間が後を絶たないのだろう。

犯人側がかなりの知能犯であることは確かであろう。しかし、詐欺なんてものは、騙される側にも、儲けてやろうと云うヤマシイ心、スケベ根性が存在するから騙されるのだ。

儲け話に乗っかる方が悪い。

特殊詐欺には、家族の情に訴えるものもあるが、富良野在住の脚本家の倉本聰さんが富良野警察署の依頼に応じて6月2日に直筆の書を同署に贈ることになったという記事が北海道新聞に載っていた。

この中に「だまされるのはあなたの恥でもある 子供の声ぐらいまちがえるな ・・・・・ 我が子とのつながりが遠いということだ」と書いてあった。

まさしく、その通りである。子供や孫の声が分からないなんて・・・。

ひとり暮らしの老人であっても、近所の人にちょっと相談ぐらいできるだろうに・・・。

それにしても、老人のなけなしのお金を卑劣な手段で奪う連中は許せない奴らである。


■2015-05-29-Friday

前日の夕食時に歯の詰め物がとれたので、

義弟の歯医者に行って治してもらった。

幼い頃から歯医者にはよい思い出が無い。子どもで歯医者が好きだと云う話しは未だ聞いたことはないから、おそらく人間は皆同様であろうと思う。

昔の歯医者は、やたらと混んでいて、朝早くから並んで受付に名前を書いても、診察まではかなり待たされるのが常であった。

ドリルで歯を削る音も、消毒の臭いも嫌だったし、何よりも痛いのが嫌だった。

歯を抜く時に麻酔を注射すると、唇が腫れぼったく膨らんだ様な感覚になり、うがいの時には口の横から水がピュッと飛び出たりもした。

麻酔が解ける時の感覚も嫌いであった。

親知らずを抜く時の痛みは未だに嫌な思い出である。出来れば歯医者にはなるべく掛かりたくないというのが本音である。

今回は上の前歯のすぐ横の歯の裏側に詰めていたモノが取れてしまった。舌が当たると穴が空いているのが分かる。舌の感覚と云うのは実際の大きさよりもかなり大きく感じる様だ。

小さな鏡を口の中に入れて洗面台の鏡で合わせ鏡にして見ると、ほんの小さな穴が空いているだけなのに、舌の先でその穴に触れるととても大きな穴が空いているような感覚がするのだ。

気になって仕方がないので、妹に電話して待たずに治療してもらえるように義弟に頼んでもらったのだ。

私にとって歯医者に掛かるのは3年振りのことである。

診てもらったら、穴を塞ぐのはすぐに出来るという。昔の歯医者の様に何度も通う必要がない。

昔の歯医者と云えば、診察台の横にガスのランプがあって、いつも火がついていた。歯の穴に薬を塗って、小さく丸めた綿を詰めて、その上にマッチの軸状のロウの様な棒を火で溶かして、それを丸めて歯の穴に埋める。

そんな治療が何日も続くのが常であった。

そして、この詰め物が、次の日の治療までに、よく取れてしまったものだった。

それが、今日の治療は、穴を少し削ってその穴に何やら樹脂状のモノを入れて成形し、青い光が出る機械を当てると、その樹脂がすぐに固まって歯のようになるようであった。

なんとも便利になったものだ。たった一度のこれだけで治療が終わるならとても楽でよい。

歯の治療は3年振りなので、歯全部の検査もしてもらった。

私の歯はかなり丈夫な固い歯らしいのだが、歯磨きの方法が悪いようで、歯垢や歯石が相当溜まっているという。特に奥歯の奥はヒドイ状況であった。

歯の裏側もハブラシが上手く届かない為に歯石が溜まっている。18歳から毎朝の紅茶を飲む習慣があるが、紅茶の成分が歯に付くと茶色っぽくなるらしい。下の前歯はタバコを吸わないのに茶色ぽかったのだ。

それを全部キレイに取ってもらった。歯はとっても白くキレイになったが、舌の先が歯の裏側に当たると歯と歯の隙間が妙に気になる。

逆に云えば、その隙間を感じないほどに歯石が溜まっていたということだろう。

気になるので舌でやたらと歯の裏側をなでるので、舌の先がこすれて痛くなってきた。

人間の舌の微妙な感覚というのはスゴイものだなぁ〜と感心したのだった。


■2015-05-30-Saturday 外食

5月16日は30回目の結婚記念日であったが、

このところは忙しくて夫婦二人で外食に行く機会がなかったので、この土曜日に妻とデートをしてきた。

まずは、夕方に映画「シンデレラ」を観て来た。例によって夫婦50歳割引き料金である。

この時期は、ちょうど映画も端境期というような感じで、あまり観たい映画が掛かっていないので仕方がない。

土曜日の16:10と云う時間もあってか、更に、同時上映でアニメの「アナと雪の女王」の短編も上映されたので、館内は母親と女の子の家族連れというような客が多く、若いカップルも3組ほどが居たが、中年の男性客は私だけであった。

このシンデレラはディズニーの実写版映画である。まぁ、お決まりのハッピーエンドの内容だ。ごく普通の子ども向きの映画である。まぁ、時間つぶしというところか。

18:20頃に映画館を出て、夕食を食べに街中に歩いて行くが、どこの店にも予約は入れていない。

久し振りに焼鳥を食べたいなぁ〜と云うことになって、まずは「たたら」に行く。私達夫婦は、同じ店に長時間居ることは苦手である。店に入ったら、サッサと注文して、サッサと食べて、サッサと店を出る。焼鳥屋に居た時間はものの40分程度であった。

さすがにこれだけでは、つまらないので、「らくれっと」に行ってチーズ料理を軽く食べることにした。

店に入って注文した途端に私の携帯電話が鳴った。マジシャン仲間からである。本を2冊買ったので1冊を私にプレゼントしてくれると云う。マジシャン仲間も夫婦で外食に街中に出て来たという。彼らは「センナリ」に居ると云うので「らくれっと」を20分で切り上げて向かった。

まぁ、なんと忙しない食べ方であろう。しかし、2軒で既にお腹は満腹になっているから「センナリ」では飲物と軽いサラダだけを注文したが、マジシャン仲間の夫婦と話が弾んでここでは1時間半ほども滞在した。

彼ら夫婦はもう一軒行くと言うが、私達はさすがにここで止めて帰宅したのであった。

予期しない出来事があって面白い夜であった。


■2015-05-31-Sunday 噴火と地震

鹿児島県の口永良部島の新岳が29日噴火した。

3タイプある内の、マグマ水蒸気爆発による噴火だと云う。

爆発的噴火は5分ほど続き、噴煙は上空9000㍍まで上昇したという。

突然の噴火だったそうで、気象庁が噴火警戒レベルを上げる前に噴火したと云う。

火砕流も発生し、港まで届いたというが、火砕流が流れた先が、人の居ない方向であったようで、突然の噴火にも係らず、約130名の島民には重大な被害はなかった、軽い火傷を負った人がいた程度で済んだというから、これは不幸中の幸いであった。

新岳は過去に何度も噴火したことがあるそうで、島民が普段から避難訓練などをしており、今回もスムーズに避難ができたからだという。

島民は12㌔離れた屋久島に避難したと云う。

2000年に三宅島の雄山が噴火した時のことを思い出す。全島避難が4年半も続いて島民は大変な状況になった。

今回も、どれくらいの避難が続くのだろうか?ニュース映像では、口永良部島に残された牛たちの姿が映っていたが、畜産が盛んな島であるらしい。残された家畜などはどうするのだろうか?

そんなことを考えていた翌30日の午後8時24分頃に地震があった。小笠原諸島の西方域を震源とする地震で、母島の小笠原村と神奈川県二宮町で震度5強、埼玉県春日部市などで震度5弱を記録したと云う。

震源が海であるから、津波を心配したが、どうやら津波は発生しなかったようでこれも不幸中の幸いである。

何だか、ここ連日、火山の噴火やら地震やらのニュースが増えている。

この地震と、先に噴火が警戒されている箱根などの連動という事態は起きないのだろうか?

テレビで聞く、学者の説明も、起こるのか、起こらないのかさっぱり分からない。結局、現在の科学レベルでは、地震や噴火の予測は不可能とのことだが、素人目にみても、大人しくしている富士山がとても不気味に感じてしまう。

この時期、あまり東京方面には行きたくないなぁ〜。